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損保ジャパン

2007年01月04日
 
2007年 新年社長メッセージ(抜粋)
 
株式会社損害保険ジャパン(社長 佐藤正敏)では、2007年1月4日に全国の職員向けに新年社長メッセージを発信しました。メッセージの抜粋は以下のとおりです。


1.はじめに
損保ジャパングループの皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年は保険金お支払い漏れの問題等から、損害保険業界に対する社会の信用が大きく揺らいだ年でした。当社も業務停止という未曾有の経験をし、お客様、代理店、株主の皆様、社員をはじめとする関係者にご迷惑とご心配をおかけしました。
一方で、新たな経営体制のもと、再生を誓い、業務改善計画および再生プランに沿って信頼回復に向けスタートをきった年でもありました。
新年最初のメッセージは、今年の重要取り組み課題をお伝えしたいと思います。

2.信頼回復に向けて
2007年の経営の軸は、「お客さま第一」で昨年と同じです。その第一歩は、業務改善計画、再生プランに沿った形で経営基盤を強化することです。
経営基盤強化を果たすためにも、まずは足元の喫緊の課題である保険金お支払い漏れの調査や火災保険構造級別誤り等、過去の誤りをきちんと正すことが重要であり、特に保険金お支払い漏れの調査は確実に4月末までに完了させなければなりません。可能であるならば、1日でも早く、調査を完了させることがお客様からの信頼回復へつながります。

3.お客さま第一を軸とする5つの課題
今年も重要取り組み課題として、昨年より申し上げている「お客さま第一を軸とする5つの課題」について継続して取り組んでいきます。
(1)保険金支払い部門の強化
まずは、保険金支払い部門の強化です。
今年は保険金支払い部門のマネジメント層を増員し、担当者の皆さんが困ったときには、仕事のことを相談できるようにし、コミュニケーションが円滑にいくようにしていきます。
さらに、保険金支払い部門の品質向上のために、部、課、グループの数を増やし、適正な管理スパンになるよう組織変更を行います。

(2)代理店との共生
2つ目は代理店との共生です。
今年は代理店とのきずなを深め、その先にいらっしゃるお客様の信頼を回復していく年です。代理店との接し方においては、代理店が永続的に成長していくための課題を、社員がともに考え、課支社のチームワークを活かして取り組んでいくことが大切です。

(3)社員・代理店教育
3つ目は社員・代理店教育です。
一連の保険金お支払い漏れ等の問題では、当社は、お客様へ保険商品の内容を正しくご説明することや、お支払い可能な保険金をこちらから進んでご案内することなど、あたりまえのことがきちんとできていませんでした。
お客様からの信頼を回復するためには、営業部門、保険金支払い部門とも社員が正しい知識を身につけ、代理店へ周知徹底することが、何より大切です。

(4)女性活躍推進
4つ目は女性活躍推進です。
女性活躍については、一人ひとりの価値観を大切に考え、家庭と仕事を両立し、安定的に長く会社に貢献できるよう、各種制度を充実させていきます。また、リーダーへの登用も積極的に行っていきます。

(5)基盤がっちり推進、社員いきいき推進
5つ目は「基盤がっちり推進」、「社員いきいき推進」です。
皆さんには、日々の業務のなかで、コンプライアンスを常に最優先で考え、問題解決の判断を行っていただくようお願いします。コンプライアンスの課題については、決して、担当者が一人で悩むことなく、必ず、組織で解決することを心がけてください。職場で困ったことがあれば、声をあげて、周りの人に相談してください。
「社員いきいき」と「基盤がっちり」は表裏一体です。
何かおかしいことがあったとき、一人ひとりが声を出し、職場で仲間と一緒に解決を図り、できないことは会社が組織で取り組むことが肝要です。

4.まとめ
私は損保ジャパングループを、お客様第一を軸に成長していく会社にしていきたいと思っています。グループ内の全ての職場で、嘱託社員やスタッフも含めて、全ての皆さんが、自由闊達に声を出し、お互い同士、助け合い、チームとして業務を遂行し、チームとして成果を出すことに喜びを感じられるような会社にしたいと考えています。
営業部門であるとか、保険金支払い部門であるとか、本社部門であるといった部門やグループ会社といった垣根を超えて全社員がつながり、全国の職場がお客様第一を実現していく会社を目指します。繰り返しになりますが、社員いきいきの風土が生まれれば、保険金のお支払いやお客様への適切な商品説明といった通常の保険業務のなかで、「基盤がっちり」が自然に実現され、代理店さんとともに一緒に実践されていくわけです。現場の知恵、本社の知恵が全国に横断的に共有され、これをやるべしということがなくても、成長が持続していく会社を目指します。
そのために、今年1年、コールセンターの拡充、商品・事務・システムの革新、ナレッジマネジメント・システムの構築といったインフラ整備を進めます。
皆さんも是非、風通しのよい会社に向けて「一人ひとり自分で考え声を出す」という意識改革をお願いします。
そして、それができたとき、当社は「お客様第一が実現できる会社」になります。
この実現に向けて皆さんで力をあわせて行きましょう。

以上