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損保ジャパン

2005年12月12日
 
リスク情報管理ツール「e-GRIP NEO(イーグリップネオ)」を開発
−多言語対応機能とリスク改善の進捗管理機能を強化−
 

 株式会社損害保険ジャパン(社長:平野 浩志)の関連会社で、リスクコンサルティング業務を行う株式会社損保ジャパン・リスクマネジメント(以下「損保ジャパン・リスク」、社長:瀬尾 隆史)は、2000年から提供しているリスク情報管理ツール「e-GRIP」を全面改良し、このたび「e-GRIP NEO」を開発し、本日よりサービス提供を開始します。
「e-GRIP NEO」は、従来のリスク情報の一元管理機能における多言語対応、アクセス・コントロールなどの機能を強化し、また、リスクの改善進捗情報について管理者と現場との双方向からのアクセスを可能とする新たな機能を追加し、情報管理の大幅な効率化を実現しました。

e-GRIP(Global Risk Information Program):リスクの分析・評価結果や防災対策の実施状況などのリスク情報をインターネットを活用して一元管理するためのシステム環境を提供するサービスです。

1.開発の背景
損保ジャパン・リスクは2000年からリスクコンサルティングサービスの一環として、企業内に分散したリスク情報を一元管理し、インターネットを介して世界中の利用者への情報提供を可能とするリスク情報管理ツール「e-GRIP」を提供しており、既に40社を超える企業に採用いただいています。
しかし、管理者からの一方的なデータ提供では、各工場や事務所など現場におけるリスクマネジメントの取り組み状況をリアルタイムで把握することが難しく、双方向の情報交換を可能にする機能の開発が求められてきました。また最近では、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)など、さまざまな地域に進出する日本企業が増加しており、日本語や英語以外のさまざまな言語に対応できる機能が求められています。

2.「e-GRIP NEO」の特徴
「e-GRIP NEO」の代表的な特徴は以下の3点です。
(1) リスク改善進捗情報の双方向アクセス機能
工場など事業所に防災コンサルティングサービスを提供した場合、診断・調査結果や具体的な改善提案などを報告書にとりまとめて提供しています。しかし、その改善提案への対応が各事業所任せになり、管理者による十分なフォローができていないケースが散見されます。
今回開発した改善進捗情報の管理機能では、双方向からのアクセスが可能となり、改善実施の状況を各現場で入力することで、状況管理を迅速かつ容易に行うことを可能としました。この機能を活用することで、従来難しかった改善提案の実施状況管理の徹底に役立ちます。
なお、双方向性を実現したことによって危ぶまれるシステムの脆弱性を払拭するためセキュリティー機能もさらに強化しています。

(2) 多言語でのガイダンス表示機能
海外事業所においては、現地採用者がリスクの改善実施の担当者を務めているケースが多く、日本語以外に英語、中国語など複数の言語で表示できる機能が求められていることから、本システムでは5か国語までの対応を可能にしました。
海外事業所からさまざまな言語で改善進捗情報が報告されても言語に依存することなく、管理者が指定する言語で実施状況を管理表に表示する機能を備えていますので、リスク情報の一元管理を容易にしています。なお、本機能は現在、国際特許を出願中です。

(3) アクセス・コントロール機能(利用者ごとのリスク情報閲覧制御機能)
利用者ごとにアクセス可能な情報を振り分けたいというご要望に対応し、ID/パスワードを活用することにより、フォルダごとのアクセス管理を可能にしました。

3.採用企業のメリット
(1) グローバル企業において課題であった海外事業所のリスク情報の共有化の推進に役立ちます。
(2) 防災マネジメントにおけるリスク改善の実施状況が、本ツールを活用することにより容易に確認ができ、業務の効率化が図れます。
(3) 類似システムを自社で構築する場合に比べ、低コストで導入できます。
例えば、「e-GRIP NEO」で国内外10の事業所のリスク情報一元化管理と改善提案進捗管理を行った場合の概算費用(導入費、初年度運用費)は年間約300〜400万円程度です。

4.今後の展開について
今後も、顧客企業のリスクマネジメントに関するニーズに対応し、システム機能の追加や改良を継続的に実施して行く予定です。

以上