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損保ジャパン

2005年06月29日
 
中国太平洋財産保険とのリスクマネジメント分野における技術提携
−相互技術支援および技術交流に関する協議書の締結−
 
 株式会社損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」、社長:平野 浩志)の関連会社で、リスクコンサルティング業務を行う株式会社損保ジャパン・リスクマネジメント(以下「損保ジャパン・リスク」、社長:瀬尾 隆史)は、中国第2位の損害保険会社である中国太平洋財産保険股份有限公司(以下「太平洋財産保険」)とリスクマネジメント分野における技術提携を行い、7月1日より具体的な交流を開始します。
具体的な技術交流の第一弾として、太平洋財産保険が有する中国の自然災害リスク情報を損保ジャパン・リスクが有する中国地震リスク評価モデルや洪水リスク評価に活用し、自然災害リスク評価技術の精緻化を進めます。また太平洋財産保険とのリスク評価技術の共有化を図ることにより、リスクマネジメント業務の相互補完を行います。
本提携により、損保ジャパン・リスクでは、中国への日系進出企業ならびに進出予定企業に対し、現地事情にさらに即したリスクマネジメントサービスがご提供できるようになります。損保ジャパンでは7月1日より中国現地法人の営業を開始することを予定していますが、本提携により、中国における質の高い保険サービスの提供をさらに加速します。

1.協議書締結の背景
 損保ジャパン・リスクでは、中国進出日系企業に対して火災や自然災害に対する防災コンサルティングを提供していますが、7月1日の損保ジャパン大連支店の現地法人化に伴い、今後も顧客の増加が見込まれます。また、進出日系企業の多様化や現地化の進展にともない、現地の事情により即したサービスが求められています。
一方、損保ジャパンと太平洋財産保険の前身である交通銀行は、1988年1月29日に保険業務に関する提携を行い、長年にわたって人材の交流や再保険の引き受けなどで信頼関係を構築してきました。両社の提携により、損保ジャパン・リスクでは、太平洋財産保険の顧客企業に対する防災コンサルティング業務の協力やリスクマネジメントセミナーの共同開催など個別業務での連携を実施してきました。
今回の提携は、これまでの両グループの関係をさらに発展させ、火災や洪水など中国国内の災害事情に精通したリスクマネジメント組識を有する太平洋財産保険と損保ジャパン・リスクが包括的な技術提携を行うものです。

2.提携の概要
 太平洋財産保険と損保ジャパン・リスクは、相互の業務補完および発展を目的とし、リスクマネジメント分野全般における技術支援および技術交流に関する提携協議書を締結しました。主要な内容は以下の通りです。

(1)技術支援業務
火災や自然災害など災害予防に関する情報提供やリスク分析技術の支援を相互に行う
本技術提携にて、損保ジャパン・リスクがすでに開発している「中国地震リスク評価モデル」に太平洋財産保険の有する自然災害データを組入れることによるモデルの精緻化や洪水リスク評価モデルの共同開発などを手掛けることで両社は合意しています。
リスクマネジメント技術者の教育、養成の協力を相互に行う
リスクマネジメントセミナーなどへの講師派遣を相互に行う

(2)技術交流
会合の定期開催などリスクマネジメント分野全般における技術交流活動を行う

3.今後の展開
 今後、火災や自然災害などに対するリスク評価や防災対策だけでなく、環境、盗難、PL(Product Liability)などの幅広い分野において、両グループにてリスクマネジメント分野の定期的な技術交流を推進させることにより、両グループの顧客のニーズと現地事情に応じた、優れたリスクマネジメントサービスを提供して行きます。


【ご参考】会社概要
○中国太平洋財産保険股份有限公司
本社所在地 中華人民共和国上海市
設立年月 2001年11月(※)
資本金 24.52億元
総資産 144.37億元
正味収入保険料 106.34億元
代表者 夏林
従業員数 約2万人
主な事業内容 各種財産保険、短期健康保険及び傷害保険
※交通銀行の保険部門が1991年から中国太平洋保険有限公司として分離・独立し、損害保険業務を展開。2001年に
生保・損保の分社化に伴い、中国太平洋財産保険股份有限公司として独立。

○株式会社損保ジャパン・リスクマネジメント
本社所在地 東京都新宿区西新宿1−26−1
設立年月 1997年11月
資本金 3,000万円
売上高 13億8,000万円
代表者 瀬尾 隆史
従業員数 107名
主な事業内容 リスクマネジメント事業
以上