投資信託の基礎(1)〜呼び方・数え方〜

投資信託の話題が多くの場面で取り上げられることが増えてきました。それでも預貯金や保険を利用している人の数と比べたとき、投資信託を利用している人は、まだまだ預貯金や保険には及ばない数です。日本の個人金融資産の金融商品別残高を見ても投資信託は10%未満です。このことは閣僚(大臣)の資産公開が行なわれた時、よほど丹念に新聞を見ないと投資信託を利用している大臣が見つからないことが物語っています。それでもここ数年投資信託を利用する人も、増えてきていますし、確定拠出年金(日本版401k)の普及とともに増えて行くことが予想されます。
ここでは巷にあふれている投資信託のパンフレットや解説書には書いていないこと、投資信託販売窓口では尋ねにくいことも交えながら、投資信託の入口から利用方法をご案内します。
投資信託の呼び方と数え方
投資信託は普通「投信(とうしん)」と略して呼ばれます。また少し慣れてくると「ファンド(=直訳は基金、資金)」と言う人もいます。例えば「このファンドの特色は・・・」といった説明をすることもあります。そして一つ一つの投信商品には個別の商品名がついています。例えば「中期国債ファンド」「MMF(マネーマネジメントファンド)」「○×オープン」といったものから会社名をつけたもの、最近では歴史上の人物の名前や動植物の名前などユニークなネーミングの商品が数多くなっていきました。このように色々な名前の「ファンド」があるわけですが、現在日本にある(日本で製造された)投信商品は、約2700種類あり、それぞれに別の商品として運用されています。(アメリカでは約8000商品です)
日本の投信の商品数約2700という数字は、預貯金の種類や東京証券取引所に上場された株式の銘柄数(一部・二部合せて約2000社)よりも多く、商品のバラエティも豊富で利用者にとっては選択の幅が広いといえるでしょう。余談になりますが、投信商品の商品数の数え方は、通常「1本、2本・・・」と数えます。これも少し慣れてきた人達は「1ファンド、2ファンド・・・」という言葉づかいをします。ですから「日本の投信は約2700本のファンドがある」というのが正確かも知れません。
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